「ありのまま」の落とし穴。

「ありのまま」


とってもステキな言葉だし、私も好きな言葉です。


けれども、この言葉の本当の意味をみんな履き違えているのじゃないかなぁ?と少し考えこんでしまうことが、最近立て続けに起こりました。


「ありのまま」って、どういうことでしょう?


色んな子がいます。
運動が得意な子、苦手な子。
勉強が得意な子、苦手な子。
人の輪に入ることが得意な子、苦手な子。


みんな、それぞれ。
みかんがあって、りんごがあって、ぶどうがある。
それで良い。それが「ありのまま」。


けれども、みかんの種を持っていながら、みかんになれなかったらどうでしょう?


りんごがりんごの種を持っていながら、りんごになれなかったらどうでしょう?


それは、みかんでもなければ、りんごでもありません。


もう、「ありのまま」ではありませんよね?


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お弁当作りはどうしても苦手な私。それもありのまま。


「ありのまま」が素晴らしいのは、ありのままの姿のまま「頑張る」からなんです。


「ありのまま」は、みかんがりんごになる努力ではなく、みかんがみかんのままで実をつける努力なのです。


「ありのまま」は、みかんに「種のままでいていいよ!」と言うことではなく、どんな風にみかんになるのかを、みかんのペースで頑張ることを賞賛する言葉ではないでしょうか?


ありのままは、そのままでいいと言う意味合いではなく、実をつけるべき時につけられるように、ありのままに今、この瞬間を懸命に生きる、ということだと思います。


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野球の練習に付き合って、横で塗り絵をする長女。これもありのまま。


「頑張らない」なんて言葉もよく耳にしますが、頑張らないで人生楽しく生きて行けるほど、簡単なものではありませんよね。


苦しみながら頑張る必要はなくて、楽しみながら頑張る方向で自分のありのまま、子どものありのままを見つめられたらなぁと思います。


私が可愛いお弁当作りが苦手なのもありのまま。いかに、美味しそうなおっさん弁当を作るかにシフトしたら、ちょっと楽しくなりましたよ(笑)。



by maria_ouchi0815 | 2017-12-11 00:52 | お母さん