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想像の翼を広げて遊ぶ。

ペレのあたらしいふく。という絵本をご存知でしょうか?


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もう、あまり普通の書店さんでは目にしない絵本で、地味な印象の絵本です。


内容は、ペレという男の子がひつじを1匹持っていて、ペレの服が小さくなったので、ひつじの毛をもらって、洋服を仕立てていく。というストーリーです。


間違いなく、置いているだけでは子どもは手に取りにくく、子ども自ら手を伸ばす絵本ではないような気がします。


先日、この絵本を数回繰り返した後に、次男がこんなことをはじめました。


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何をしているか、わかりますか?どうやら、羊毛を丸めようとしているようです。


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こんな時、ついつい大人は「何してるの?」なんて聞いてしまいがちなのですが、きっとこの時、子どもたちは想像の翼を広げて、ファンタジーの中にいるんだろうなぁと思います。


ペレの絵本を読んだあとだから、洋服を作っているのかなぁ?と思っていたのですが、それは彼にしかわかりません。


少し前に、羊毛を「これ何?」と聞かれて「ひつじの毛」だと話したばかりだったのもあり、そうなのかなぁ?と思っていましたが、それは大人の論理的な思考が勝手に作り出した理想です。


実際、彼は何を思って、何を作っていたのかはわかりません。


けれど、その集中力はそれはそれは深くて、写真を撮っていても気づかないほど。


こんな時に思います。


おもちゃが素朴であればあるほど、子どもは想像の翼を広げて遊ぶことができるのだなぁと。


絵本が静かであればあるほど、子どもの心に深く深く入り込めるのだなぁと。


大人側の勝手な都合で、面白い、面白くない!を決めてはいけないのですよね。


子どもは深いところで、感じ取る力を備えています。派手な色じゃなきゃ、派手な音が出るから、大好きなキャラクターが付いているから、きっと子どもは好きだろう。というのは大人が決めつけた子どもの姿です。


子どもをナメてはいけません。


子どもの感受性は、本当に凄いのです。私はそのお手伝いができればなぁと、日々思っています。



by maria_ouchi0815 | 2017-10-19 05:38 | 子どもと絵本