モンテッソーリ的環境の整え方①。

台風が近づいていますね。


そんな中、明日は我が長女の幼稚園の夏祭りです。


PTAさん主催の夏祭りなので、親たちが準備をするのですが、1ヶ月以上ずっと準備をしてきたので、中止は寂しいし、子どもたちも楽しみにしてくれているはず。


台風よ、外れてくれ!


★☆★


さて。先日よりお話しさせていただいているモンテッソーリ教育。


モンテッソーリ教育で皆さんが知りたいのは、あの独特の「教具」ではないでしょうか?


不思議な形をした、おもちゃとも知育教材とも言えないモンテッソーリ教育独自の教具。


本当にたくさんあるのですが、一つ一つに意味があり、子どもの成長そのものが連続性を持ちながら数学的に理解していくことのできるものが「教具」です。


今、藤井聡太さんの活躍でモンテッソーリ教育が注目されていますが、あの独特の教具を与えたから、子どもたちが全て天才になるわけではありません。


教具に取り組むタイミングもそうですが、どんな環境で与えられ、どんな風に親に見守ってもらえるか?が最も重要なことです。


何度も繰り返しますが、「モンテッソーリ教育の教具」だけを家庭に取り入れたところで、それが効果を発揮するわけではありません。


環境と関わる大人の態度にこそ、モンテッソーリ教育の真髄があります。


今日はそんな環境のお話しをさせていただきます。


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これは、現在の我が家のおもちゃの棚です。


少しですが、モンテッソーリ教育で言うところの「お仕事」があります。※モンテッソーリ教育では、幼児の遊びを「お仕事」と言います。


この棚は、我が家では「手仕事の棚」です。手を使って遊ぶことのできるものが並んでいます。


数学的構造を平面と立体で理解する、主に長男7歳のための数学パズル。
文字の敏感期の長女4歳のための、アルファベットのパズル。
感覚の敏感期と秩序の敏感期の絶頂である、次男2歳のための手仕事の道具。
そしてみんなのレゴと、文化を学びはじめた長男のための地球儀。※この地球儀はモンテッソーリ教育の地球儀ではありません。


この棚に関しては、モンテッソーリ教育の教具だけではないのですが、手を使って行うお仕事を中心に集めています。


モンテッソーリ教育では、徹底的に手を使うことに重点を置いています。


子どもたちが「自立する」ことの一番根幹に「手や身体を自由に使いこなせること」があります。


それらの行動を思う存分、心ゆくまでやれる環境が、モンテッソーリ教育で言う「環境の設定」です。


そして、これらの行動。つまり手を自由に、自分の思い通りに使えるようになりながら、次の段階へとステップアップしていける環境が常に整えられていること。それが大切なことです。


先日の記事でご紹介した写真のステップアップに気づいていただいた方はいらっしゃいますか?


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指を使う→トングを使う→スプーンを使う。と段々難しい状態にステップアップしていく環境をきちんと整える。


そして最後はお箸になります。


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次男は、今、このお仕事の絶頂期です。お風呂上がりに、服も着ずにやり続けます。


やりはじめたら、完成したものをまた戻して。またやって。また戻して。


最低でも20回は繰り返す2歳の次男。


このことは、本当に大切です。


「繰り返しやる。」ということは、とことん自分のなっとくするまでやる。ということです。これは、表面的な、または物質的な満足感ではなく、深い深い、内面からの満足です。


この満足を味わったことのない子どもは、「ほんもの」に出会うことができません。


自分自身の本当の望みを掴めないまま大人になってしまうのですから、自分自身で判断できない大人になってしまうわけです。


ですから、大人が子どもに対して次々に目新しいことをさせ、通り一遍の経験をさせた!と満足していてはいけないのです。


一つのことを10分くらいで切り上げ、次々と別のことをさせる教育法があります。


確かに成果としては「できている」のでしょう。ですが、子どもの成長の、幼い頃の「できた」が、必ずしも大人になってからの「できた!」に繋がらないのが、成長の面白いところです。


深く深く。納得するまで追求する。


その環境を与えられる場所であることが、モンテッソーリ教育の環境の整え方です。


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by maria_ouchi0815 | 2017-07-04 05:46 | モンテッソーリ教育