モンテッソーリ教育②。

佐々木正美先生がお亡くなりになられましたね。


本当にショックです。


子どもという存在そのものが希望である。と気づけたのは、佐々木正美先生の本に触れていたからかもしれません。


佐々木正美先生の言葉がなければ、こんなにも子どもとの時間が濃密ではなかったかもしれません。


このような先生が日本に存在したことに、心から感謝致します。


どうか安らかにお眠りください。


★☆★


さて、先日のモンテッソーリ教育の記事。たくさんの方に読んでいただけたようで、ありがとうございます。


モンテッソーリ教育とは何か?


よくご存知のない方のために、少しだけ説明を。


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モンテッソーリ教育とは、イタリア初の女性医師、マリア・モンテッソーリが生み出した教育法で、その始まりは、マリア・モンテッソーリが医師として「障がい児」を研究、訓練したことです。


当時、「障がい児」の扱いは不当で、小さな部屋に入れられ、遊ぶものも何もなく、ただ食事を与えられるだけの存在でした。


その研究と観察をしていたマリア・モンテッソーリがあるおもちゃを与えたところ、彼らは貪るように吸収し、そして「何もできない」と思われていた障がい児の発達が、緩やかながらも水準に達することを発見した。


これが、モンテッソーリ教育の根幹です。


障がいがあるから、発達はしない。そう何百年も思われていた子どもたち。しかし、それは大人側の傲慢だった。


大人側がきちんと環境を整備し、寄り添うことさえできれば、どんな子どもでも伸びる。


そんな大切なことを、マリア・モンテッソーリは100年以上も前に発見し、実施をした。


このことが、これまで多くの子どもたちを支えてきたことは、言うまでもありません。


「障がい児の子育てには、子育ての本質がある」この言葉をご存知でしょうか?


これは、どういう意味でしょう?


それはひとえに、「やりたい!と言い出すまで待つ。」「できるまで、待つ。」


それ以外に他なりません。


モンテッソーリ教育は、幼児期に非常に重い重点を置いています。


マリア・モンテッソーリは、6歳までの子どもには「自然から与えられた宿題がある」と言っています。


それは、自然が幼児期の命そのものに課していることであり、子どもは自分の全存在をかけて自分自身でやり遂げなければいけないこと。


この時期のエネルギーを100%出し切って獲得しなければならないことがある。


私は幼児期とは、そういうものだと思っています。


子どもの心理カウンセラーとして、日々子どもたちと向き合っていると、1つの異変に気づかざるを得ません。


それは、今の子どもたちは非常に手先が不器用であると言うことです。


発達障がいの子どもも多くなり、感覚統合がなされていない子どももたくさんいますが、それだけが原因ではありません。


その原因は明らかで、手先を使う遊びを、小さな頃からやってこなかったからです。


手先、指先は第二の脳と言われています。手先、指先を存分に使い切って遊ぶことで、集中力が養われ、考える力がつく。


それは紛れもない事実です。


そんな手先や指先を使った幼少期の遊びや環境の整え方など、次回ご紹介しますね。
※昨日から写真をアップしている手作りおもちゃは、モンテッソーリ教育を元に、私がアレンジしたものです。



by maria_ouchi0815 | 2017-06-29 11:00 | モンテッソーリ教育